掲載雑誌:夜サンデーで公開中、望月帝先生の漫画『春駒 ~吉原花魁残酷日記~』5話のあらすじとネタバレ感想記事になります。
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ちなみに、この物語は実在した花魁・春駒が書いた『光明を芽ぐむ日』『春駒日記』をもとに漫画化した大正時代の花魁の物語です。
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【4話のあらすじ】
毎日の仕事に疲弊する春駒。そんな春駒にさらなる悲劇が訪れる。というのも、正月に実家に帰れないのはもちろんのことながら、この楼では正月に「しまい日」という特別な日が6日間あり、その日に全夜12円の遊びをしてもらい、これができなかった花魁には1日に対して2円ずつの罰金が科せられるというのだ。つまり、6日間すべてで罰金になると12円...この金額は春駒の半月分の給料に相当する金額である。家に帰ることもできず、仕事はすれども半月分の給料は罰金で搾取され…まさに地獄のような正月が訪れようとしていたのであった。
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漫画『春駒 ~吉原花魁残酷日記~』第4話ネタバレ感想!正月こそが地獄だった
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春駒5話|現代からは考えられないしまい日の闇
元旦、花魁たちは綺麗に着飾り、いつもとは違うごちそうを頂く。花魁たちはそんな豪華な食事に喜び、正月恒例の羽根つきなどをしながら、楽しむのであった。
しかし、そんな中、春駒だけ暗い表情をしている。なぜなら、羽根つきをしている花魁たちを見て、本当なら自分も田舎にいれば、同じように楽しく羽根つきを楽しんでいたかもしれない。
そう考えると、何とも言えない気持ちになるのであった...そりゃ、そうだ。
貧しいと言えど、母親と妹とつつましく暮らしていた春駒。そんな春駒が借金のカタとして楼に売られ、カラダを商品として日々お金を返しているのである。
そんな、大変な思いを春駒がしていることを、田舎の家族は知らない...そのつらさは想像を絶するだろう。
まあ、そもそも、カラダを売る、という事を母親が知っていたら、借金をカタとして春駒を東京になんか送り出していないかもしれない...でも、それだと、お金がなさすぎて死んじゃってたわけで...。
もし、さらに借金が増えてしまい、貧しいままだと、もしかして、妹までもが売られてしまうなんてことになる可能性もあるわけで。
だから、春駒は家族のために一生懸命働くしかない...わずか19才の女の子が、なかなか過酷な人生を歩んでいると思う。
楼主はというと、女たちのそんな悲しい気持ちなどお構いなしに、笑顔で金を稼げと言ってくる。売り上げが少なすぎると憤っている。
そんな非情な楼主にも、かわいい娘がおり、その娘は花魁たちが命を削って、気持ちを削ってお金を稼いでいることなど知らずに、楽しそうにきれいな服を着て暮らしているのである。
まあ、そういういろいろな事が相まって、春駒の気持ちはどんどん荒んでいくのである。
結果として、客が付かなければ罰金になってしまうにもかかわらず、春駒は働く意欲が全くわかないのであった。
そんな絶望のさなか、元日にもかかわらずお客さんは訪れ、春駒は相手をすることに。
借金を返すために、カラダを売り、でも、お客に全夜12円で買ってもらえなければ2円の罰金を払わなければならない。でも、お客さんとはできるだけ夜を共にしたくない。
こんなクソみたいなシステムが成り立つ昔の花魁という職場は本当に悲惨すぎる。
客の相手をしても、罰金システムでお金を取られてしまうって、ほんと意味が分からない。
なんか、映画とか漫画で花魁について聞いたことや見たことはあったけど、まさかこんなひどい事になっているとは思っていなかった。
もう少しきらびやかなものなのかと思っていたが、実際には、かなり悲惨な事になっている。
この悲惨な中で、春駒はどうやって楼主や婆に復讐をするのだろう。ノンフィクションなだけに、どうなるのか...行方が気になる。
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『春駒 ~吉原花魁残酷日記~』5話の感想
今回もなかなか悲惨な春駒さんの人生を見ることができた。
この漫画では楽しい話は一切出てこないのだろうか...とさえ考えてしまう。そして、借金って減ってるの?という気がしてならない。
頑張らなければ客はつかない、結果として借金も減らない。でも、客の相手をするのは嫌すぎるから、愛想よくもできないなんて...悪循環過ぎて正直ちょっとツライ。
これがただの漫画で、フィクションであればまだいいんだけど、ノンフィクションだからね。
どこかのタイミングで気持ちを入れ替えて、花魁のトップを目指したりするのかなあ。今後どうなるのかすごく興味がある。
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